UNCLASSIFIED
2026.02.09

「一人の時間は、自分を守るための最後の砦だ。」なんて、
そんな格好いいものじゃないけれど。深夜2時に、ただ息を潜める。

深夜2時。加湿器の音が、妙に大きく聞こえる。 冷蔵庫が低く唸るたびに、リビングが震えているような気がして、少しだけ姿勢を正す。 理由は……たぶん、ない。でも、この時間に起きている自分を、誰かに見つかったら「なんて説明しよう」と、一瞬だけ考えて、すぐに思考を止める。

家の中が完全に静まり返って、私以外の全員が「まともな眠り」についている時間。 私はようやく、置きっぱなしのリモコンを、音を立てないようにそっと握りしめる。 スマホの明かりを極限まで落として、DMM TVのアイコンをタップする。 それは、誰かに嘘をつくための準備じゃなくて……。 なんて言えばいいんだろう。

「隠す」しか、できなかった。

視聴履歴を消したり、プロフィールを自分だけしか知らない暗証番号で閉じたりする。 それを「隠し事」と言われればそうなんだろうけど、私にとっては、他人の視線を物理的に遮るための、唯一のカーテンみたいなもの。

自分が大切にしている、たとえば2.5次元舞台のあの熱量とか、少しだけ後ろめたい深夜のバラエティとか。 そういうものを、無防備なままリビングに置いておく勇気が、私にはない。 「何これ?」という無邪気な一言。 たったそれだけで、私の数時間は、簡単にガラクタに変わってしまうから。

(……昔、一度だけそれをやって、後悔したことがあったような気がする。詳細はもう、思い出せないけれど。)

たぶん、言い訳なんだと思う。

DMM TVを選んでいる理由は、ラインナップがどうとか、画質がどうとか、そういう綺麗な理由だけじゃない。 月額550円。その安さが、「まあ、このくらいなら無駄遣いじゃないし」という自分への言い訳になるからだ。 そんな後ろめたさを誤魔化しながら、私は深夜に、一人で画面の光を浴びている。

もし、今の私みたいに「どうにかして自分を隠し通したい」と手が震えている人がいるなら。 こういう技術的な話が、少しだけ。

でも、やり方を知ったところで、何かが解決するわけじゃない。 「まともな生活」から少しだけはみ出している自覚はあるし、明日、寝不足で頭が重くなることもわかっている。

結局、ここに戻ってくる。

DMM TVには14日間の無料体験があるらしい。 正直、全員に勧められるようなものじゃないと思う。 私みたいに、深夜にしか息ができないような人間じゃなければ、もっと明るい場所で、もっと効率的に、時間を使ったほうがいい。

でも、もし。 この文章を読んで、少しでも居心地の悪さを感じながら、それでも「わかる」と思ってしまったあなたなら。 何も感じなかったなら、それでいい。 でももし、その砦が、必要なら。

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